萩原崇の自己紹介

萩原崇 自己紹介 自己紹介
スポンサーリンク

世の中にはキラキラとした経歴の人や、SNSの世界で魅力的に活躍している人がいます。しかし、わたくし萩原はと〜ても普通の人です。生まれは福島の海側。2011年の東北大震災、そして原発事故で被災した辺りです。

学生時代の経歴

ライターになる前までは基本的に研究活動をしていました。早稲田大学では愛とジェンダーについて学んでいました。「人を好きになるってなに?」「なんで同性を愛することは嫌がられるの?」こんなことを考えながら、フラフラっとアメリカにも留学しました。行った先はアメリカの地の果て、テキサス州はEl Paso(エルパソ)という国境の町。歩いてメキシコに渡れ、アメリカなのにメキシコ人がめちゃくちゃ多いところ。怖い街という人もいますが、カラッとした気候と美味い飯が特徴の楽しい街でしたよ。

そのあとは学習院の大学院に進学しました。研究テーマはもちろん愛とジェンダー。そこに家族、エロ、クィア・セオリーというキーワードも入ってきました。大学院の後期博士課程まで進んだのですが、東北大震災の影響やら家族の介護などがあり、研究の道からだんだんと外れて行きました。

こんな風に書くと「社会人経験なしかぁ」と思う人もいますが、そうではありません。ストレートで大学院に入ったわけではありません。学部生時代はベンチャーのコールセンター企業で事務局を運営したり、スーパーバイザーをやっていました。営業の代理取得の電話をかけたり、徹夜でデータ入力したり、大手広告代理店に無茶を言われて泣きそうになりながら仕事をしていました。

そのベンチャー企業に就職はせず、新卒では大手フリーペーパーの出版社に滑り込みました。そこで担当していたのは企画と販売促進の仕事です。フリーペーパーの会社なのだからフリーペーパーの広告について考えていればよかったのに、2006年当時に「これからはWeb広告の時代だ!」などと紙の会社にも関わらず新卒が一人気を吐いちゃったものだから、まぁ風当たりは強かったです。それでも仕事を続け、そのまま、会社にいればよかったのですが「なんか研究したいなぁ」なんて思っちゃったので、大学院へ入学。大学院ではジェンダーを中心に家族やエロについて研究してました。

大学院に進んだというと研究ばかりやっているかというとそうではありません。大学院生というのは基本的にお金がないので、仕事もしなければなりません。大学院生をデートに誘ったり、何かに誘いたい時にはこう言ってください。「本を買ってあげるからついておいで」って。多くの大学院生がホイホイ面白いようについて行きますよ。それぐらい私もお金がなかったので、前職の経歴を生かして仕事をしていました。

そのときの仕事は占い師とWeb広告代理店です。

占い師というと意外な職業であり、胡散臭く思われるかもしれません。しかし、この占い師という仕事は瞬間的な判断力、どんな人なのか見分ける能力、状況に応じた交渉術が必要な職業なのです。そして、なによりスピリチュアルな占いが嫌いだったので、とにかく本を読みまくって占いの理論を勉強しました。おかげさまで初めてすぐにランキング入りし、結果的にはNo.1にも登りつめ人気を得ました。占い師という職業を通じて学んだのは、人というのは言葉で変わることです。ほんの少しの勇気づけやアドバイスで人生が変わったという人に何人も出会いました。そうなってくると自分の興味は占いを続けるよりも、言葉で人に影響を与えられる仕事に目が向いていったのです。そこで見つけたのが、新卒の時からやりたかったWeb広告の仕事でした。

そそくさと占い師を辞め、Web広告代理店に勤めることにしました。今でも暇な時にタロットをひいたり、一年の運勢を占ってくれとの依頼があります。それはそれで楽しいのですが、そのときの自分の目の前にあったのはWeb広告です。リスティング広告とはなにか、グーグルアナリティクスってなにものなのか、SEOってどう考えるのかなどマーケティングのイロハを学ばせてもらいました。楽しく仕事をしていたのですが、このとき萩原に悲劇が。

妻が慢性疲労症候群という難病にかかってしまったのです。今まで元気にぴょんぴょん飛び跳ねながらお酒を飲んでいた妻が、急に病に伏せてしまったものだから、さぁ大変。このときほぼ同時に起きたのが東日本大震災と原発事故でした。

父親は原発で働いていたので、いつ爆発するかわからない原発を止める作業へ。母親は避難で福島県内外を行ったり来たり。しまいには震災で疲れて自殺しちゃうし、もうてんやわんや。

妻も寝たきりになってしまい、40歳以下なので公的な支援はほぼ受けられず、困った末に独立してフリーになっちゃいました。いまはライティングを中心にWebに関わる仕事をしています。

これがわたくし萩原の自己紹介的な半生って感じです。

性格は自分では真面目だと思っています。エロについて真面目に考えすぎてどうすれば大学院の発表でAVが流せるか、教授に相談しにいったぐらいに真面目です。笑う人がいるのですが、研究目的だったので本気だったのです。却下されましたが。

現在はWeb広告やSEO、Web関連のニュース記事を書いたり、占いの記事を書いたり、興味が湧いた人にインタビューをしています。他には金融関連や人材関連、たまに翻訳のお助け。

こんな普通な自分がときに嫌になりますが、仕事も普通に行います。普通に連絡と報告をし、普通に締め切りを守り、普通に怒られ、普通にふてくされ、普通に仕事を終わらせようとします。たまに介護の関係で締め切り日時をご相談させていただくときもありますが、あんまりそれはないように努力で乗り切っています。

今は普通の自分から脱却すべく、イラスト、プログラミング、中国語にチャレンジしています。その経過はツイッター(@t_panda123)にて報告していますので、そちらをご覧ください。

お仕事の依頼やご相談、お茶でもしませんかなどのお誘いはツイッターもしくは下記のフォームからご連絡ください。自己紹介を読んでいただき、ありがとうございました。  

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
    コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント画面」にアクセスしてください。
    コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。

タイトルとURLをコピーしました